★病気にかかると ■百日せき カゼのような症状で始まり、咳がひどくなり、連続的に咳き込むようになります。咳のあと、息を吸い込むので笛を吹くような音が出ます。 乳幼児では、呼吸ができず、チアノーゼやけいれんが起きることもあります。肺炎や脳炎などの重い合併症を起こすこともあり、乳児では命を落とすこともあります。 ■破傷風 土の中の菌(日本中どこにでもいます)が傷口から入り、体内で増えると菌の持つ毒素により口が開かなくなったり、けいれんを起こしたりします。場合によっては、死亡することもある危険な病気です。 ■ジフテリア 喉(まれに鼻にも)に感染。 高熱、のどの痛み、犬の吠えるような咳、嘔吐などの症状が出ます。 偽膜(ぎまく)を作って窒息死することもあります。 発症2〜3週後は、菌の出す毒素によって、心筋障害や神経マヒを起こすこともあります。 ★予防接種後の副反応 注射した部位が赤く腫れて、しこりになることがあります。 しこりは、数ヶ月残ることがありますが、少しずつ小さくなっていきます。 接種後、まれに発熱することがあります。 ★予防接種を受ける時期 できるだけ早く受けたい予防接種です。 当医院では、6ヶ月ごろから、おすすめしています。 (初回) 生後3ヶ月から12ヶ月未満 3〜8週間隔で3回 (追加) 12ヶ月以上あけて1回 |